2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

武士の一分

武士の一分でアクセス数がかなりあるので、感想を書こうと思います。 なんというか、他の武士がでてきてもいいのに、キムタクがでてくる!という感じの映画でした。でも恋愛劇としてはとても、心理を描くのが伝わってきていい映画でした。壇れいさんの可憐な…

12月は在宅仕事おやすみにしたので、友達への手紙の返事を待ったりして過ごしている。「武士の一分」観てたら上映中に友人のライターさんからメールがあって(上映中携帯切っとけよ)、もしかしたら一月からインタビューの仕事ができるかもしれないので喜ぶ…

藤田嗣治

この人とてつもない文章書き。「乳白色の肌」にいたるまでの工夫は、東洋の芸術の再発見でもあった、というシンプルな文章に込められた思索のあとがいかに大きいものだったか。腕一本・巴里の横顔 (講談社文芸文庫)作者: 藤田嗣治,近藤史人出版社/メーカー: …

水仙の古典生花

水仙の株は三つ。一株をばらして、針金を葉と花茎に差込み、出生のかたちを再現するように葉組みする。三つの背丈のちがう水仙を、天、地、人の役にあわせて生ける。「とてもきれいです」近年まれに見るほめ言葉を下さる。家に帰って再現するのが難しかった…

ウルリヒ・プレンツドルフ

旧東ドイツの、「ライ麦」にも譬えられる素敵な作品。のっけから死んでいる主人公のなんともいえない語り口。青春小説らしい一節は、「人間なんて17か18くらいまでがいいところ。25も過ぎたくるみ割り野郎をみると蹴りつけてやりたくなる」(だったかな。図…

previous life

NHKのビジネス英会話聞いていたら、「前世の同僚」という表現があって驚いた。アメリカでは「誰もいつからでも新しい人生を始められる」という共通認識があって、人生を始めた人にとっては、始める前の事柄は仏教で言う「前世」と(冗談でだけど)捉えている…

ちょっと暇になった。そしてちょっとうつ。ひどくなると病院のお世話になる、というかもうなっているので別に変ったことはない。うつの時は地味だがかつ非日常ということを行うといいのだが、しかしそううまくはいかない。読書もだめ。買い物もだめ。年賀状…

仙骨調整院の先生が、10月末に過労で倒れられた。いつ行っても人がたくさん来ていて、土曜日も治療していて、ほんとに大変だったろうなと思う。11月いっぱい休養のため医院は閉めるとのことだった。患者である私は、ホメオパシーのレメディなしに、一ヶ月す…