2006-12-15から1日間の記事一覧

ウルリヒ・プレンツドルフ

旧東ドイツの、「ライ麦」にも譬えられる素敵な作品。のっけから死んでいる主人公のなんともいえない語り口。青春小説らしい一節は、「人間なんて17か18くらいまでがいいところ。25も過ぎたくるみ割り野郎をみると蹴りつけてやりたくなる」(だったかな。図…