[無機質]

 

いろいろな記憶があって、どれもどれも、振り返ったときには「あれは嘘だったんだなな」と思う、そういう悪いループがある。嘘じゃなかった記憶がなければ、今何かにとりくむとか、そういうことも、「ほねとかわのように」なっていく。

一年と3カ月、禁煙を試みましたが、駄目でした。

今日コンビニに買いに行って、帰りに、毎日コンビニと家との間しか移動していなかった時期が、すごく幸せな時期だったんだな、と、ほろりとした。

そこには、安心があった。煙草やめられなくても、あの空間の記憶があるから、生きていけるように思った。

たばこやめられなかったら、死んでしまう、とか、なんだか笑えてくる。

メンタルが弱いときに、強くなりたいと思ったときに、弱いことを愛さなくてはだめだ、と教えてもらったが、ちょっとだけそのことが分かったように思う。

今日は一日吸います。

明日挿絵の締切だけれども、向上心とか、克己心とかじゃなくて、リラックスして、絵がもう一枚かけるといいです。