冬になった。文章が、ここのところうまく書けていない。飽きられる、ということについて、私には強迫観念がある。もうお前に対してはストップだ、と言われるんじゃないかと常に恐れている。先日、ストップと言われないのだ、と、その人が生きていて私は生きている、そうして与えられるし与えられうる、という事態に遭遇した。私の中は陽に満ちていて、これまで歪めた自分の観念がもはや私を、私という生を病んだりはしないのだ、ということに、遭遇した。そうしてそれは広場の孤独でもあって、人ひとり、一回きりの生を生きている人を目の前にして、雑踏と言う名前でくくったりすることなしに、常に私があなたに何かを与えるのだと、いうときに、自分は安全なところには決していないのだ、この世のひとすべてに、エネルギーを堰き止めたりはしないのだ、というときに、孤独というものを強く感じた。私は流れなのだ。ひとりぼっちの、有象無象に開かれた光なのだ。
油絵を描いている。自分を好きなだけという、地獄のような絵ではないことを願います。