秋の万年青 


昨日のことになってしまうけど、お生花のはなし。レッスン休みがちなので37度4分の熱を圧してでかける。首に綿のマフラーぐるぐる巻きにして。内科で貰った頓服効かず、早めに飲むんだったと後悔。(家に帰ってからしばらくして効きました。)あと教室から外が丸見えで、走ってくる私の姿見えましたよ、と先生に言われ、すごいはずかしかった。
花材
 藪万年青
野分け生けといって乾山二つに、大小の雄株と雌株に二つ真といわれるかたちに生けます。実は雄株のみ。青から赤へ色づくころのもの。藪万年青は、お正月に使うような、ふのはいったおおきめの葉のおもととちがって、細く草ものらしい曲がりくねりがあり繊細な感じ。野分け生けは、秋特有のもので台風とかがわーっととおったあとの、風が株を分けてしまったようすを表すそうです。2つの株のあいだにできる空間を意識して生けましょうといわれる。あと勢いよく姿をつくる、葉に寂し気な雰囲気を見せる、と板書に。寂しげに生けるって!わからん!しかも先生の話すこと貴重なのに聞き逃す。でもとにかくやりました。雄株は真は半陰半陽なので真横にたて、前添えと後ろ肩で3枚。行はちいさく逆場(うらが真のほうを向く)に2枚、あと実を囲うように留めで流すのは前のほうに振る。雌株は真行留の3枚。生けたのを直してもらう際に後ろ肩って真の右にはみだしてもいいんだな、ということくらいはわかる。あと乾山を離していたのを、かすかに葉同士が重なるくらいに近づける。勢いよく、は実現できなかったな。10枚ある葉のうちどれをどれにつかうか、もっと時間をかけるべき。あわてないのが今後の課題。(なんだか前向き)