また知恵熱でた

前から読んでる「本格小説」読み終わる。最後にがっくりきた、と思ったがおもしろかったのは消えないのでよいことにする。午後ずっとひまだったのにカーテン開けて日が入るままにしていたら頭痛。昨日お医者に行ってもらってきた抗生物質夕方に飲む。(あっという間に熱下がり、西洋医学に感謝する。)

本格小説〈上〉 (新潮文庫)

本格小説〈上〉 (新潮文庫)

本格小説〈下〉 (新潮文庫)

本格小説〈下〉 (新潮文庫)

よう子ちゃんが死んでしまうときの冨美子さんの語りはすごい。なのになのに最後が。冬絵さんが語ってしまうのはそれをひっくり返しはしないけどじゃあこのときの冨美子さんはうそつきなのか、いやうそつきではないだろう。
関係ないけど、村上春樹の小説は快楽装置だなみたいなことを私が言ったと、母が知人に伝えたらしく、様子みてるとその叔母様は翻訳で感心したのになんで、という気持ちがあって(海辺のカフカとか)、内田樹の評論で村上春樹について書いたやつを買っていったそう。
村上春樹にご用心

村上春樹にご用心