柳宗悦

民芸の創始者としか知らなかったので、もっと詳しく知りたいと思い購入した。朝鮮の文化を、「哀傷の美」と捉えるなんて説得力があって洒落ているけど、1970年代それは柳宗悦の「思い込み」だと批判されたそう。(そういえば西洋人にとっては、安土桃山文化のあの金のハデ派手のやつが「可憐な」ものと名づけられている。関係ないけど異文化理解の難しさが共通点?)あと白樺派との関連付けが興味深かった。途中まで読んで寝たら、国語の教師になった夢を見て、教育改革で、高校生のアンケートにより国語の教科書から白樺派の記事を全部削除することになるので憤慨する、という夢を見た。

柳宗悦 手としての人間 (平凡社選書)

柳宗悦 手としての人間 (平凡社選書)

あとこれも読みたい。
南無阿弥陀仏―付・心偈 (岩波文庫)

南無阿弥陀仏―付・心偈 (岩波文庫)