角田光代の作品をはじめて買ってきて読んだ。前に立ち読みしたときは、いやにぎっしりした描写だあと思い敬遠していたのであったが。このところ「ハチミツとクローバー」をぶっつづけで読んでいた。一日に2度本屋に行き買い揃えた。それで、頭がハチクロでいっぱいのとこに、「真昼の花」へ突入すると、読める読める。文章のなかに視線誘導がもりだくさん。キメシーンのバランスのよさ。こういっては語弊があるかもしれないが、これは良くできた漫画の世界。すじは外国(多分インド)を旅行する女の子の話。ハチミツとクローバー 5 (クイーンズコミックス)真昼の花 (新潮文庫)