現代生花

夏休み前、最後のお華。京都は車で外気温測ると44度Cとか。暑かった。隣の会議室で反原発講演会をやっていた。エレベーター前にビラくれようとする人がいて、わたしはもらってそのままだったけど、Kさんは3階にいくんですよねーといわれて3階にいっちゃいけないんですか?と反撃してしまったという。Kさんらしい、というか別に反原発が嫌いなわけじゃないんだけど、3階イコール参加者ていう思い込みに対し「個人を」通すところ、おかしくて先生に大受けしていた。私もそういうのはいいと思った。そのあと東京の代々木公園すごいねーっていう話になった。
花材
ナナカマド
トラノオ
トラノオ
すかし百合
初雪草
ナナカマドってこういう木だったの?草のイメージあったが。真にたてる。矯めて半月型になるようにするのだが、指でやっても切りだめ(ハサミでちょこっとだけ幹に切れ目をつける)でやっても、乾山に挿すと元に戻ってしまうので大弱り。行の初雪草は夏らしからぬ名前だが、ペパーミントグリーンに白いふが入っていて涼しげな草だ。足元まとまり、むずかしかった。ナナカマドを留にも使う。ナナカマドは私の選んだ束の花に入っていたのが、ふっさふさに葉がついていてどんどん切り落とす。切り落とした中に、いい留用の枝発見。後ろから挿して、前に受ける感じ。先生に、その留の枝はいいね、と言われる。喜ぶ。すかし百合は黄色い。トラノオも白と紫。見てもらって、行の外側のラインはとても大切だから、この外向きの葉っぱは取りましょうとのことだ。知らなかった。夏だな〜という花になりました。