直立ての現代生花

花材
 ヤハズススキ
 ワックスフラワー
 紅花
 鶏頭
 黄花菖蒲
 レモンリーフ
ススキと名が付いているものの、手の切れるような、葉っぱの長くしだれているヤハズススキ。これをまっすぐ真にしているので、直立て。前後感出すようにということであれこれやってみる。ワックスフラワーは左手に出した行だが、ふさふさと豊かなので、いくらか削いで、あと後ろに小枝。レモンリーフが留。あとは胴だが、菖蒲はいい。5分くらいの高さに、わかる。好きな花です。紅花がどうしていいやら。鶏頭、茎が曲がってるし、曲がりを完全に前後にして前から挿すと、根占めにもなっていい感じになった。今日初めて知ったけど、胴のあしらいというのは真と留の間にできる空間をさみしく感じさせないためにするものだという。途中、ススキのたれたのと、立っているのとがクロスして、「窓」になっている(これだめ)のを、途中からはさみ入れて細く短くする、というのを教えてもらった。生けて、先生は「こうでしょう」と1センチくらい水盤を時計回りに回転させる。あ、良くなった。全然意識してなかった。しかし生けたのは私なのだ。不思議。それからNちゃんのお生花について、いっぱい入れるの好きじゃない、との先生の指摘がなんとなく印象的。引いていく、という高度なわざなんだろうか。
先週お休みしてしまい、しかも指定時間過ぎてからのドタキャン、なるべくよく休む人にならないようにと思って気をつけてても、やっぱり時々休んでしまう。気まずいなあとおもいながらも、そしてまた熱でたんで、熱さましのんで、烏丸くらいで効いてくる。女の子みたいにしていってごまかそう、というわけではないんだが、髪切りたて、タイトスカート。どれも大して効果はない。あたりまえだ。あんまりにも緊張したので、先生の顔みてにっこりする余裕がない。最後Kさんに、乾山のそこについてるゴム売ってるんですかみたいなことを聞いて、先生にも聞いて、おわかれ。今日は家で再現するのが少し楽だった。大げさに言うと意識性が勝った。いつもどんだけ意識してないねん。