小倉遊亀

アンデルさんのお勧めで、今日ちょうど三宮の友達のグループ展もあったので神戸方面へ行ってきました。兵庫県立美術館。小倉遊亀は水彩画の複製が家にあって、あんまり好みじゃないと思っていたのだけれど、行ってみたら結構好きでした。日本画からするとそう正統派という感じのしない、なんか油画みているときの気分。でも背景が薄墨だったりすると、ああ日本画なんだなと我に帰る。上手なんだろな。しかし綺麗なものがずーっと続く中に濃い墨で描かれた葉があったりすると、ぎょっとする。なんて暗いんだろうか。あと平安朝文学に描いた挿絵がみょうに気になってよかった。ホトトギスの表紙も。
岩屋から三宮に移動し、お皿を壁に掛けている作品展へ。これすごく好みでした。金子さんというひとの、透明なお皿の底から華が咲いてるみたいなのがよかった。友達は今までフェルトの作品を作ってたのでこんどお皿がテーマでどうするのかと思っていたらやっぱりフェルトでお皿を作ってました。