星の王子さまの(たぶん知り合いの人の訳した)新訳が友人Yさん宅に送られてきたらしい。友人は内藤濯訳以外で読むの怖いそうだ。以前私が本を、占いみたいに次から次へと立ち読みして歩いたとき、手に取ってはならない本、というのがあって、星の王子さま金子みすゞだった。悪い精神状態のときにはタブーがかかる。(人間の土地と夜間飛行は大丈夫だった。)今だったら読めるかな。ガス塔の人のところとか読んでみたい。「人間の生命より大切なことがある」(夜間飛行)というのは本当に孤独な、純粋な思想(?)だな。