リフォーム完了。5日に書いたジャズ喫茶での、空恐ろしいシーンが忘れられず、ひきずっている。サングラスのせいで年のわからないおばさんが、バーテンさんに剣もほろろに追い返されたのだった。おばさんが、「話もわかりました。」どんな話だろう。バーテンさん「僕としてはもう何も言うことはないですから。」「わたしちゃんとコーヒー代払ったかしら」「いただきました」「こんさん(7月で突然消息を絶っていなくなってしまったもう一人のバーテンさんのこと)から電話でもあったらまたね」食い下がるおばさん。「ないと思います」「だからもしもよ」「ないと思います」。おばさんが帰ってからきた別の常連さんにはすぐに声をかけにこやかに応対しているとこがまたこわかった。私は小心なので、問題をおこすとかいう能力はないんだけど、一人で行ってうまく喋れないので気まずいことこの上なく、それがこの件で顕在化してしまったみたいだ。4日たって、家も住めるようになったし、今日は烏丸で買い物をしたりしててようやく客観視できるようになったかな。自分を、受け入れてほしいだけではほんとに何にもならない。でもそれだけじゃなくて、なにかこう学ぶことがあるんだ!という声がほんとにかすかだが聞こえてくる。自己のちゃんとあるバーテンさんにすごい、と思ったりすることじゃなくて。いろんな人がいるな、じゃなくて!