祇園祭の花

花材
 夏櫨(なつはぜ)
 フトイ
 桧扇(ひおうぎ)
正風花を生けました。山のもの、里のもの、水のものの三種を役にして生けるやりかたです。ねぎのようなまっすぐなフトイは3本のうち1本を風折れ、雨折れという先の倒れた形にします。祇園祭りにふんだんに使われる桧扇を行に。黄色いかわいい花です。留めにする夏櫨、枝ものを、先生が「こうしたらきれいでしょう」と乾山に挿す前に向きを教えてくださる。あ、きれい、と思うけど先生が去ったらどうしたらああなったっけ、とわからなくなる。