びゃくしきびゃっこう
浄土真宗の聖典阿弥陀経、釈迦の説法を聞くために人間や菩薩がしずかに集まっているシーンから始まる。この出だし好きだ。釈迦は舎利佛の名をところどころにちりばめているが、阿弥陀経を書いたのは舎利佛なのか。日本語で読んだときなんか浄土って退屈そう、と思ったが、これは死者のためのものではなく、生者のために描かれた死後の世界。これこれこうだから極楽というのである。リフレイン。いい。
- 作者: 中村元,紀野一義,早島鏡正
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1990/12/17
- メディア: 文庫
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それに仏教関係の話をするとアクセス数が減る。