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病院に電車を3本乗り継いで行くのだが、乗り換え駅のすぐ傍に万博記念公園があって、かなりの至近距離で太陽の塔を見ることができる。行きも帰りも、早いラッシュアワーの予約のときも、待たされて職員の人たちに混じって帰る遅い時刻にも、太陽の塔がそこにある。万博を生まれた年に迎えた私は、「コップの底に顔があったっていいじゃないか」も知っている。いやあな検査結果を聞いて帰るときにどうも太陽の塔が刷り込まれるので、なんとかしたい。
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/06/01
- メディア: 文庫
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