古典生花初体験

古典のお生花につかう花材は、初心者ということもあって伽羅、石化柳、万作とバラエティゆたか。(枝の種類が少ないほど難しい)。伽羅という枝ものを中心に活ける。曲げたかたちにするために、枝にのこぎりで切れ目をいれて、そこに捨てた枝から削りだしたくさびをはめ込む。切れ目が深くなりすぎ、折れてしまった。先生がメンディングテープとホッチキス(!)で繋げてくださる。家に帰るとホッチキスは木の重みで曲がってしまっていた。現代生花に比べると、竹の花器に挿すし曲げる方向の計算があるしで、より自覚的というか、どういうものを作りたいかを明確にしておく必要があるみたい。雰囲気だけでできる現代生花がなつかしいよ。