古典生花

一つの花器に2つ乾山を敷いて魚流活けというのをやりました。株が二つになります。
花材
・河骨
・フトイ
河骨(かわほね)は蓮などのような、水辺に咲く花です。根が白くて、骨みたいなので河骨というなまえなんだそうですが、結構可憐で、上品なものでした。黄色いかわいらしい花が咲きます。これを後ろの乾山に。フトイは前にやったことのある葱のようなやつです。雨折れ、風折れをあらわすため途中で折れたのを一本だけ肩に挿します。それから人間が刈り込んだ、という設定のもと、切り株みたいに切ったものを数本と、刈り残したという設定のもと、一本だけ穂先を添えます。人の手が入った状態を再現するのがちょっとあほらしい気もするのですが、あほらしさを乗り越えてあくまでも自然の再現をめざします。これは前のほうの乾山に挿します。