川上澄生展

土曜日に突然の連絡を入れて、驚かせたお友達の提案してくださった展覧会「ゑげれすいろは展」に昨日一緒に行ってきました。川上澄生という版画家は、ぜんぜん知らなかったけど、かなり見ごたえがあって、ガラス絵や木版画にとてもいいのがあった。あと寓話というか、ストーリーのついた「狐のご馳走、こうのとりのご馳走」とか。いい世界でした。木版画というのは、メルヴィルの「白鯨」の文庫の挿絵とかもだったけど、すっと寄り添っていたいというか、奇妙な吸引力のあるものだなあと思った。南蛮文化がいい感じで描かれていました。6月17日まで、JR山崎駅から10分の大山崎美術館でやっています。山荘をほぼそのまま改築したレトロ情緒あふれるたてもの。ひっついている安藤忠雄設計の新館でモネの「睡蓮」が観られます。
帰り高槻のステラで食べたワタリガニのパスタとトマトサラダおいしかった。仕事の話とか、いろいろ聞いてもらえたし、物知りなひとなので、というか口下手な私でも付き合ってもらってとても楽しい一日が過ごせた。Mさんありがとう。
ちょっと落ち込みから抜け出したというか、灯りが見えてきた。