もう二週間以上絵を描いていない。見えるもの全部描かなきゃと感じてた5〜6年前からすると、これってどうなのかと思う。夢では描く夢をしきりに見る。だけど描くのをよしたら、よした自分もちゃんとそこにいる。私にとって絵ってなんだろうじゃなくて、絵にとって私というのは、さほど意味のない存在なのだった。
大貫妙子のなんというアルバムだったか、こんな歌詞があったのを思い出す。
実り薄い 積み重ね なげだして
楽な暮らし つかまえて 逃げ出すの
不意に 軽い 気持ち
同じような 時間のなかを 行ったり来たり