飛躍しすぎだってさ

ナショナル・ヒストリーを超えて

ナショナル・ヒストリーを超えて

つくる会」への批判を試みた論集。中盤「懺悔の値うちもない」と題された大越愛子氏の論文に、共感というかそんな大それたものではないんだけど、はた、となった。ジェンダーの視点で書かれた、戦後左翼系知識人の、「戦争を社会的に捉え得ない」内向性に対する慰めとして親鸞の果たした役割は大きい、というもの。親鸞と父権ナショナリズム親鸞批判?親鸞批判!