新年

あけましておめでとうございます。
昨年は姪中心にわたしの世界が動いてましたよ。姪が来るたび、相手をしてそのときだけ自分が生きていて、残りはどうでもいい、みたいな。妹と母は私よりもっとすごい。絵を描くのも姪が寝てるとき少し描く。描く絵の量は、ちょこっとは増えましたが、もっと絵にする(クロッキー部長Mさんの言葉をかりて)、ことを学ばねばならんのじゃないかと思う。いい線が引けるようになりたいです。絵も、絵とは関係ないつながりも、いろんな方とのご縁が新しくあって、助けられて、ありがたかったです。今年もどうかよろしくお願いいたします。
不安なこともあった。恩師が病気だったり、猫のことも。親戚のことも。
年末にあったことを少し。11月鬱抜け後、3つくらい行きたかったものが時間があわず、そのなかのひとつ由良さん展にいきました。由良さんの包容力すごいです。それからジブリかぐや姫の物語」みました。かぐや姫の地上における怒りと悲しみ、揺さぶられる。ものすごく如実に描かれていて、絵もよくて、見てよかった。姪のことも、にゃんこのこともかぶって、やっぱりゆさぶられた。今月の流行(勝手に)フレーズは「にせもののわたし!!」です。
あとときどき行く喫茶店に、ネット上の友達のやっている政治的なメルマガの宣伝ちらしを持って行って即答OKでおいてもらったので、嬉しかったんだけど、それには後日譚があって、楽観的にまた名刺をおいてもらおうと頼もうとして行ったら、断られた。「極端に政治的なものは、ちょっとおけない、僕も政治的な話はなるべくしない」とのマスターの言葉でした。(ちらしをお願いしたのが11月30日、その後名刺もってったのは12月の末)配慮たりんかったか、無理させたか、パブリックな場所とはむずかしいものだ。政治の話なんかじゃんじゃんする喫茶店、のように思って、意識のあるひとに持っていってほしいと思って、頼んだのだが、すごくニュートラルなイベントをしていることから考えても、政治は無視、それはありうることだった。予見できんかった。そして私の説明不足とか、頼み方の工夫不足とか、もあってだめでした。ていうかびびってほとんど喋れなかった。でも、マスターはメルマガを読んだのかどうなのかはわからないが、個人が個人に向けるそして個人がそれにこたえるメルマガというメディアで、「極端に」政治的ととられる、ということは、逆に考えれば、もはや組織の時代ではなくて個人として立つ、ということがすごく大切なことだ、時代に必要とされていることでまさにそれが政治だ、ということなのではないだろうか。屁理屈だろうか。個人的には、私のこと好きじゃないからおいてくれなかったのね〜みたいな思いにとらわれて、まあよくあることなんですが、みっともないことでした。
あと労働することについてと自由について(これはまだあいまい)書きたかったけど、労働については去年いっぱい書いたから、また今度書きます。