先日、装丁を仕事にしている人に自分のイラストを見てもらって、感想を聞いた。白黒のものについて、「既視感がある」、「○○さんだけに描けるものでないと装丁には使えない」白黒だと表現が狭まるので、そうなりやすいということだった。(それを描けるようになるには、どれだけの枚数と月日がかかることだろう。)いつも、どこかで見た誰かの描いたイラストレーションと似たようなものが描けたときに「描けたー」と思っているところを突かれる。なんか、何気なく描いたコーヒーミルとかサーバーの絵をみて、コーヒー好きですかと聞かれた。好きなものを描くのがいいんじゃないですかね、と言われたのが収穫だった。いろいろ、視野がせまくなっているんだけど、イラストレーション描き始めたころに、ドイツ表現主義が好きだったこととか、さまざまなことを思いだした。来し方行く末考える。あとツィッターづけで一日一枚も描かない日がながらくあったので、もっと描きたいとおもったが、がれきのこととか、避難のこととか、あきらめちゃだめだと思うことがあり、そう思っている自分は何なのか。絵を描く自分と矛盾するのか、しないのか。もう頭が混乱してめちゃくちゃだ。今日はツィッターでながれてきてた写真をみて黒川清描いたので載せます。