なにもない空間

救いというようなものを、私は求めているような気がする。これが救いだ、と以前は思っていたものがあったような気がする。だけど、いまはない。どこへ消えてしまったんだろう。あったのと、ないのとでは、どちらがよりあり方として正しいのだろうか。現実が、一日一日と変わっていくので、大層居心地が悪い。昨日妹来て、ああ、この子は自分の思っていることしか、しか、言わない子だな、と長年のつきあいのなかでも気付かなかったことを発見した。こっちも思っていることしかいわないことにしたら、すごく健全になるかな。それとも新たな病気になってしまうんだろうか。
これみた。「無神論2.0」アラン・ド・ボトン。面白い。
http://www.at-douga.com/?p=5275
雰囲気で、察知して、求める方向にいくようなのではなくて、全部言葉にしてつたえようとするのがヨーロッパなんだなあというのが、まあ、感想のようなもの。