堀内誠一展

伊丹市立美術館へ。地図もなく出たので迷う。途中小学校が運動会をしていて、あってんのかな、なんとかたどり着きました。堀内誠一原田治と同じく生まれた環境がサラブレッド。(お父さんが図案家)。若いころ描いた油絵は、味があって一瞬モディリアニ風で、好きでした。あとは旅のシリーズがよかった。画家としても魅力あるんじゃないかな。好きだったのはサンルイ島がシテ島から拗ねて逃げ出して漂流するはなし。仕事のほうは、もう絵地図とか細かすぎてわからん!じっと追っていくだけの集中力がかなり要求される。雑誌のエディトリアルのシリーズも細かい。初代アンアンのキャプションはかなり面白い。背景となる高度経済成長期って全体こういうことだったのか。文章がほんとうにかわいらしい。絵本はなんかそういうこともなくて、こすずめのぼうけんとか、文章のほうの作者と打ち合わせしたメモをじっくり読んだ。全体愛にあふれていました。展覧会みると出たら景色が美しく感じられる。透明水彩とかで表現できるような景色に見える。
帰りに傍のカフェでチーズケーキ買う。塚口でそれもって妹に電話しようと思ったが夕食時になってしまったので遠慮。