茶道を教えておられるブロガーさんのページに、遠州のことが描かれていて、利休の黒ごのみ、織部の青に比して遠州は白を好んだとある。利休にないものを織部はめざした、みたいなことをうろ覚えながら思い出すがブロガーさんの言う遠州の白は誰に張り合うでもなく死とそれに対する覚悟だという。白ってちょっと日本文化から浮いている感じがある。白い家具とかみたら。(でも神道にはあるかも。巫女さんの衣装白だし。)死装束の白だから、日常とはちょっとちがう感じがするのかも。遠州にとっては、茶は日常ではなかったんだな。綺麗さびというのがお華でも伝えられているけれど、水仙なんかを特別に白くなったのを生けたらしい。お華とは無縁ながら5月、お茶の世界では遠州忌の茶会の開かれる季節です。