鵜殿の葭原

寒い朝だった。お天気なので一人で葭原を見にでかける。淀川河川敷は一面の葭(よし)の穂が日に照らされていた。こんなに広いとは思っていなかった。土手から下りて葭のなかをさまよう。丈が私の身長の倍くらいあって、入ったらもう視界が利かない。2〜3本ひっこぬいて折ってみたら中に綿状のもしゃもしゃしたものが入っている。