あまりにも人と会っていないので、業務スーパーのガラス戸のむこうで調理しているおにいさんに話しかけそうになった。
大阪で能の仕舞を習えるところをネットで探したが徒労に終わる。(朝日カルチャーセンターの短期のが一番いいかな。)能は30代前半のころすごく好きだったのが、今日ふと思い出された。生まれて初めてみたのが観世流の「巴」で、巴御前木曾義仲に女だからと戦場に向かう途中で別れを告げられる。嘆く巴御前の舞が美しかった。別に戦でなくても、男の人は恋人に対して女であることの限界を示しつづけるわなみたいなものに、はまってしまうことがあると思う。社会的な制約から恋愛の力で自由になっていても。