箒を手に入れました

久しぶりに一人で京都に。四条河原町からてくてくと三条大橋西詰めまで。ありました、箒を売ってるという内藤商店。昔の町屋のつくりで、棕櫚の箒とたわししか売っていない、ゆかりのありそうな箒屋さんでした。棕櫚の小ぶりのほうき2000円。(畳のうえにはたわしを連ねたような動物のオブジェが。こころざわざわ)「長持ちしますからね」お店のかたが丁寧に箒の先を整えて渡してくださった。三軒隣の明治屋で家族へのみやげを買う。塩飴と、マロンのペースト。血糖値あがりそう。
目的はすんだが時間があるので、あるいて市役所の前を通り寺町へ行きました。北上すると骨董屋がいっぱいある。一保堂で煎茶と和菓子のセットをたのんで、お茶の入れ方を教えてもらいながら、いただきました。新茶の季節なので新茶。こんなに甘味のあるお茶を飲んだことはあったろうか。いや、ない。去年少年合唱団のある学校に息子さんが入学した、というのでそのCDを送ってくれた友人にお礼として新茶を送るかどうか考えています。高校のときからの友人です。帰りにエスニック雑貨の店があって、Tシャツほしいな、と思ってたらあった。鳥獣戯画がプリントされている。何のシャツ着てんのかな、と見たら鳥獣戯画の蛙だったら面白いかな、しかし6000円!高いので諦める(画像)。あとは仏教関係の古書店とか画廊とかあって、いいところだな寺町。
帰ったらぱらぱらと雨が降ってきた。家について箒で掃除。ものの見事にちりが取れる。疲れたけど楽しい外出でした。無職ゆえの、せつな的な楽しさかな。