母が私の部屋の布団で寝てしまった。私は本を読んでいて気づかず、「ああコーヒー飲みたいな」と口にする。母は寝たまま「うん」と答える。私はコーヒーを淹れるために行為を起すだろう。いつもは母は「やめときや」もしくは「いれたるわ」というのである。自分の行為に色がついていないってなんていい気分なんだろう。
夏になりました。このブログも皆さんのおかげで続いてきましたが、ここらでひとつ夏休みに入りたいと思います。またお会いするときまで、皆さんよいひと夏をおすごしくださいませませ。
読んでいた本
小説の技巧デイヴィッド・ロッジ著 「小説の技巧」
もうひとつかなあ。この人作家兼英文学の教授だったのね。
この作者の、「交換教授」白水Uブックスがおすすめ。