能舞台設営

府民ホールの能舞台設営をお花の先生が担当なさるのでお手伝いに出かけた。3メートルくらいの桜の枝10本ほどを舞台の上空につるし、ライトをあてて桜の下で能を舞う。かなりびびってた。自分の吊った桜が上演中にごと、とかいって落ちるのでは?それから舞台奥に桜の木のオブジェを作る。吊るす前に舞台上で配置された10本の桜の枝同士をワイヤーでくくるのだが、吊ると桜の表が裏側にきたりで直したり、配置を変えて客席の上まで突然枝を張り出すことになったり、意外と柔軟にこなしてる先生でした。朝9時から4時間。設置用の桜はぼろぼろと散る。つぼみはだんだん膨らみ、出来上がるころには咲いてる・・・。奥の木の桜は、パイプと発砲スチロール、ホッチキスの芯と両面テープでできている。てっぺんから枝を張り出すので脚立に2人押さえとして乗っかって、上で先生が作業をする。怖い。手伝いのスタッフは能もただで見られるのでいい。演目は「忠度」、これは妹が仕事がらみでよく知っている能なので、行く前によく内容を聞いていった。でも少ししか分かりません。
作りつけた桜の木は、気に入って部屋にはってあるchamchamのイラストのポストカードの木にシルエットが似ていた。木を作るとこうなるサダメ?
無事にすみました。また煙草を吸ってしまいました。せっかくやめてたのに。雨でした。
帰ってきて町田康をよみ、文化ブローカーの話に笑う。